11月10日の県民体育大会にてシーズンオフとなりました。結局今年も10秒台にかすることもなくSBは11秒22(-0.9)に終わりました。このままだとまずいですね。来年は40歳になります。ここらで一発考え方を変えていかないといけないかもしれません。 まず10秒台出せない要因分析。 ①練習頻度&ボリュームともに少ない ②トップスピード期のフォームが崩れている ③ロング系が走れてない ④スパイクをコロコロ変えすぎ(笑) 一番ネックなのは①ですよね。社会人の宿命でもある。週のうち2日間は競技場、もしくは平地でのスプリントトレーニングは必須。これに+坂やサーキットなどの身体能力のベースを上げる非特異的なトレーニング、レジスタンストレーニングもベースを維持していくには必要です。サーキットやウェイトトレーニング頻度は問題ありません。だっていつも目の前にROAGUEがあるから。 となると、あとは平地でのスプリント2回/週ですね。これに関しては毎週火曜日は萬歳トレーナーが出勤してくれるので、午前中に半ば強引に休みをねじ込みました。ですので火曜午前中といつもの土曜日夕方の2回はほぼ100%走ります。こういう問題って自分でなんとかしようとするのではなくて、人の手を借りるのがいいんですよね。 ②のトップスピード期のフォームですが、仲間に10秒台の頃と上体の前傾角度が違うということと、自分でも「跳ねる」感覚が無くて、無理やりストライドを引きだそうとしている感覚がありました。この2つはまさに一致していて、おそらく速く走りたい!という気持ちが上体を被せて、結果的にプッシュする角度が水平方向に流れ過ぎているのだと思います。この冬でこのクセを取り除きます。 ③ロング系が走れてない ここはメンタル的な問題とどーもスピード一辺倒な考えがあったようです。②と繋がりますが、ロング(300m、250m)を走ることにより、ゆったり大きく丁寧に乗り込む。という連続動作を行うので結果的にトップスピード期のフォーム矯正に繋がると思います。 ④スパイクをコロコロ変えすぎ 昨シーズンはひどかった。アシックスのジェットスプリントをベースにしっくりくるのが見つからず最終的に3年前のミズノクロノブレイク(廃版モデル)。スパイクをコロコロ変えることが悪いのでなくて、この迷いが自分の走りに迷いを生じさせているということ。スプリンターにとってスパイクは相棒です。デザイン、機能、履き心地を全て気に入ったものでなくてはいけないですね。この問題解決は、オーダーでクロノブレイクを作成すること。廃版モデルのブレイクをSTEPスポーツで作成できるらしいので、今から500円玉貯金始めてます。なんせ40000円するらしいので...画像はクロノインクスかな? という訳でテーマを決め冬季トレーニングを開始しております。基本的に期分けをして段階的にスピード向上にむけてやっていきます。冬季の大まかな流れです。
フェーズ1 基礎的なフィジカル能力 フォーム意識に特化したイーブン走 フェーズ2 スプリントに特異的なウェイトトレーニング 本数を抑えたスピード走 フェーズ3 クイックリフト プライオ中心 スパイクを履き本数を抑えめ フェーズ4 プレシーズン なんだかんだフォーム修正できればスピード上げなきゃダメですよね。フェーズ2は5本以内、フェーズ3は3本以内目安はそんなところですね。 来シーズン40歳での10秒台に期待!
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全日本マスターズ終わって、次のモチベーションを模索していましたがとりあえず10月5日(日)北関東五大学対抗戦のOP100m、200mに参加してきました。雨、向かい風の最悪のコンディションでした...。
100m11.36(-1.0) 200m23.38(-2.8) 100mはスタートも後半もまとまって手ごたえありましたが、雨&向かい風で思ったよりもタイムが悪かった...そんなことより今シーズンは出るつもりはなかった200m。1年半ぶりの200m。なのにこの風。人生初の23秒台かかりました。ついに新世界突入です。 来シーズンの為に現状確認で走ったつもりなんで、結果を受け止めて冬期練習に活かしたいなと。 アキレス腱が結構まずい状態ではあるので、最終戦の11月10日県民大会までは騙しながらやるしかないのと、ストレングス系はシングルレッグ系で作ってみて、走りにどう反映されるのか実験。もはや来シーズンに向けて動き出している状態ですね。 次は10月19日(土)新座市選手権100m。ラウンド制なので11秒20あたりが突破ライン。ギリギリ行けるかなー。そこまでレベルが落ちたか...。と自己嫌悪になるも全く諦める状態でもないのでヤル!!!!! 前回、絶不調だったのでいつも通りのコンディショニングルーティンを守っていざ埼玉マスターズへ。開催地は熊谷なので高速タータンだし、最高の競技場です。個人的には一番走りやすい!まずは結果。3組 2レーン 11秒22(-0.9) 今回はアップの段階で身体は軽いし、走ってても弾むような感覚。レース前から楽しみな気持ちになったのは久しぶりです。レース内容もスタートはうまく出れて、中盤の加速、後半のリラックスをしながらも、ピッチをあまり落とさずに駆け抜けることができました。タイムはアレですが、10秒台連発してた頃の感覚に近い感じです。久しぶりに走るのが楽しかったなぁ。今回は仕事を調整していつものコンディショニングルーティンを実施しました。半分ゲン担ぎ、プラセボ効果もありますが、ルーティンはこんな感じ。詳細は省きますが、それぞれ科学的な根拠や、経験則でこの方法が間違いないです。
阿部亮太流必ず調子が上がる試合前1週間の過ごし方 ①2日前のサウナ&水風呂。 ②1週間前から夕食には必ず鶏むね肉。(前日は軽め) ③前日の夕食はトマトソースのパスタを大量に。 ④ケアなど身体をいじるのは2日前まで。 ⑤質の高いスプリント練習は4日前に。 ⑥前日はブロックを蹴る。50~60mのフルスプリント1本。 ⑦ウェイトは6日前に、クイックリフトのみ。 ⑧寝る前にプレステをやらない。 ⑨寝る前のプロテイン封印(マルチビタミンは入れる) ⑩とにかくストレスを溜めない。(なんなら仕事量調節します) ⑪アルコールは絶対飲まない(試合前に飲む意味がわからない) 200mもエントリーしてましたが、空き時間がありすぎだし、コーナーの全力はすぐ脚痛めるんで今年は封印しようかなと。結局、全マスは子供の運動会とまるかぶりで200mは出られないので200mに対して気持ちが入らないのが本音。 というわけで、9月中旬の全日本マスターズまで残り1か月半。100mに専念して、まずは主観的・客観的にみて必要な練習を。 ①絶対スピードを向上(戻す) ②スタートをより調整(今のままでも十分だけど) この2つをテーマにのこり1か月半過ごします。 1か月半では大きく筋力も技術も変わらないので、眠っているポテンシャルを呼び起こすイメージ。ここで重要なのが、筋力は維持しながら疲労を溜めずに質の高いスピード練習を行う事。となると、ストレングス系のプログラムは高重量で低レップが主体。もちろんクイックリフトが中心。あとはプライオ。これはもろ刃の剣なんで、できるだけ芝で実施して量も考慮。ここでアキレス腱痛めるとか悲惨すぎますからね。 39歳で10秒台。そして全マス優勝!勝ちたい! 13日(土)は国体予選の記録会・成年100mの2レースに出場しました。まずは結果から。
記録会11.57(-2.5) 成年男子11.58(-1.1) 向かい風差し引いても11秒5台は近年出したことないタイムです。2本目のレースは中盤でハム攣る雰囲気で地面踏めず...。1本目よりかは速いタイムは出ていただろうと思われます。すげー足遅くなってるなぁ...とモチベーション下がりまくりですが、一応分析。 一番感じたのはコンディショニングの失敗です。前日に股関節周辺のケアをやり過ぎ、そして軽くだけどサウナに入った。当日のアップで感じたことのない身体の重さがあった。3日前の練習では調子はまずますだったので、やはり前日の過ごし方がまずかったかなと。ひつつ収穫としてはスタートはわりとスムーズでよかった。調整しながら9月に完成させます。 28日(日)埼玉マスターズは100m、200m(200は迷い中)なので、ここではしっかりコンディショニングしていこうと思います。 いやーしかし脚攣りすぎ...。スーパーフライエリートが固すぎるのかなぁ。ミズノに戻すか、今年はジェットスプリントでいくか、JAフライで様子見るか。来年は40台になるので、インクスのオーダーにしようかな。クロノブレイク再販しないかな?←陸上やってないと全くわからない単語だらけですね(笑) よし、あきらめずにトレーニングだ! 7月7日(日)富岡マスターズですが、都合によりDNSでした。理由としては、6月29日(土)に競技場で100M&200mのTTをやりましたが、その翌日に右ハムの深層部に変な張り感が出てしまい、様子をみましたが不安がある中でレースにでるのは良くないと思いDNSとなりました。ちなみにTTの結果は100m11秒19 200m22秒81でした。
タイム的には満足でないけど、徐々に練習でのタイムが上がってきているので9月が楽しみかと。 次のレースは13日(土)の国体予選記録会100mと成年の部100m予選です。成年の部は11秒1台でもしかしたら決勝行けるかもしれないので、あわよくば狙ってます。今日坂走った感じ、90mが12.53(10秒台出してた時が12秒3~4台)だったので、現状、11秒0台狙える位置には来てるかもしれません。がんばろー! |
阿部亮太パーソナルトレーナー カテゴリ
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12月 2020
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